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今月のお薦め(2001年11月)


 今月も外せない公演がめじろ押しだ。
 地元劇団では、轍、南組、藍色りすと、クロックアップ・サイリックス、K2T3と目が離せない劇団の公演が並ぶ。できれば、飛ぶ劇場も北九州まで見に行きたい。
 来福劇団では、「地下鉄1号線」は絶対。中西和久の「をぐり考」にも期待する。西鉄ホール初登場の流山児祥や山崎哲の新作も見ておきたいが、本来の形と違ったスター中心の公演なのが少しひっかかる。白石加代子×渡辺えり子「おやすみ、母さん」は、シアタートラム用に作られた芝居なのに5倍のキャパのメルパルクホールでと条件が悪い上に、入場料も高くて観る気がしない。
 放送される劇場中継は、NHK BS2での蜷川幸雄特集が超お薦め。3日にわたって放送される「グリークス」は、前回放送時に録画していない人には絶好の録画チャンスだ。「オイディプス王」「王女メディア」も必見。他には、昨年新国立劇場で観た坂手洋二の新作「ピカドン・キジムナー」が放送されるので、妹尾河童の美術にも注目して放送も観てみたい。遊◎機械/全自動シアターにも注目だ。
 ちょっとお薦めが多すぎるかな。



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