福岡演劇の今トップへ 月インデックスへ 前ページへ 次ページへ
楽しく勢いに溢れた芝居だ。劇団員の若さそのままに、作品にも若さが充満している。
舞台をところ狭しと走り回る体育会系の乗りだ。
刑事ものだが、感想を書かずにしばらく放っておいたら、舞台の印象と面白かったことは思いだせても、ストーリーはもうはっきりとは思いだせない。ごめん。
完成度にそれほどこだわだず、あまり細かいことは気にしない作りだ。ギャグやしゃれをふんだんに盛り込み、楽しんで見られるのはいい。
それにしても少し「坂口」と「アゴ」を強調しすぎというかネタにしすぎかなと思った。
特に、「坂口(仮)」というセンスがいいとはいえない劇団名の由来まで舞台で説明することもなさそうな気がする。あまり大したことではないが。
この勢いで、さらにジャンルを変えた作品にも取り組んでもらえたら、これからが楽しみだ。