*** 推 敲 中 ***
久しぶりに観たあんみつ姫の本公演は、ますますパワフルなショーで楽しめた。
オープニングからフィナーレまで全12景を息もつかせぬ勢いで見せる。
オープニングとフィナーレ以外の10景は、コミックが6景、ダンスが2景、飛びモノと日舞が各1景となっている。
今月の第60回公演の標題にもなっているダンス「Pink Champagne」が宝塚ばりのレビューで見せる。カクテルのシーンから始まり、短いシーンを繋いでカクテルのシーンで終わるが、それぞれのシーンでガラリと雰囲気が変わりながら全体の統一は取れている。短いながらけっこう複雑な構成で、それが効果を上げている。そういうパワフルさだ。
飛びモノ「SHOW−JO−JI」は狸3匹の宙乗りで見せる。超特大のキン○マ付きで。
コミックは、「キャンディーキャンディー」のエイジ、「ギリギリ旅行の《命からがらツアー》」のとまと座長がしゃべりの面白さが楽しめる。突っ込んだり引いたりの間が実にいい。
全体の構成もよく工夫されていて、いつの間に舞台の転換や衣裳替えをやったんだという印象だ。流れをまったく中断しない。
役者はオカマはむしろ少数派になった。専門の男優がいて、女優も4人いる。
あんみつ姫はこの11月から運営の形態を変えた。飲食物の提供をやめ接客も最小限にとどめて、エンターテインメント中心になった。毎日壱劇が平日18時30分開始(土・日は更に早い)と早くなった。
通常4000円の入場料が、11月は壱劇だけ2000円のキャンペーン料金となっている。ここに行くのには飲み物とつまみは必携、カメラは持っていったほうがいい。