小沢昭一著「日本の放浪芸」(岩波現代新書)は、400ページ近い本だが、いかにも小沢昭一という語り口で、読みやすい。
35年ほど前に書かれた本で、芸能者のそのころの生き残りを訪ね歩いた小沢昭一の執念がすごいが、いまはもう途絶えてしまったものも少なくないのかもしれない。
本の語り口のように、読書会での話もざっくばらんな雑談のようになった。
「ストリップ」の話から「三浦大輔」に話になり、「大衆演劇」や「高千穂神楽」の話に。本をネタに話はいろんなところに飛んで、それはそれでおもしろかった。
参加者は5名。次回の本を相談するの、忘れた。