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《2014.9月−2》

着席までが、たいへんだけど
【青春ガールズ (HKT48 チームH)】


9月3日(水)18:30〜20:20 HKT48劇場 2,100円


 チームHのメンバーがほんとに若くなっている。きょう出演の 秋吉優花・穴井千尋・井上由莉耶・宇井真白・上野遥・梅本泉・岡本尚子・神志那結衣・駒田京伽・田島芽瑠・田中菜津美・田中美久・松岡菜摘・矢吹奈子・山本茉央・若田部遥 の16名のうち、15歳以下が9名と半数以上だ。これは、ことし2月のチームKIV創設の「大組閣」時などに昇格した人が多いからだ。
 「青春ガールズ」は4月23日から上演している。すでにかなりのステージ数上演されていて、安定したステージで楽しませてくれた。

 チケット抽選に当たらなければならないし、入場の際のチェックがきびしくて、着席までがなかなかたいへんだ。そこまでやって、終演後の出演者とのハイタッチはなし。ハイタッチ、復活してほしいなぁ。
 今回は、8月31日に一般枠でチケット抽選申込み。予想倍率7.94倍だったけど、9月1日に当選通知メールがきて、よかった。
 きょうは、まずチケット購入。チケット売り場まで行くのに荷物検査がある。そのあと一旦外に出れば、再入場時にまた荷物検査。そのときトレーを渡される。コインを買って荷物をロッカーに預けてチケット番号の列に並ぶ。そのときトレーにポケットの中などの金属製のものをすべて出す。10人単位に入場順の抽選があって、入場順がくれば空港にあるような金属探知器をくぐり、10人がそろって入場。やっと着席ができる。劇場内には舞台そばにガードマンの席があって3人のガードマンが終演まで観客のほうを見ている。事件あったからなぁ、仕方ないなぁ。

 午後6時半開演で、途中3回のMCははさむが、怒涛のショーが2時間弱続く。
 オープニングから、女子高生制服姿の16人が「青春ガールズ」「ビーチサンダル」「君が星になるまで」の3曲を一気に。迫力にドッと引き込まれる。そのあと、自己紹介のMCで、1人づつ「夏休みの思い出」を語る。MCはみんな堂々としている。
 そのあとユニット別で、「Blue rose」「禁じられた2人」「雨の動物園」の3曲。「Blue rose」は4人が純白の衣装で歌う透明感ある歌がどこか哀しい。「禁じられた2人」は2人の人形振り、「雨の動物園」は8人の動物の着ぐるみが楽しい。そのあと5人でMC「いま疑問に思っていること」。
 ユニット別はさらに続き、「ふしだらな夏」「Don't disturb!」「Virgin love」「日付変更線」の4曲。ここでは頻繁な衣装替えでフォーメーションはさらに複雑になり、多彩なイメージを作り出す。そのあと8人によるMC「直してほしいところ」。
 そのあと全員で「僕の打ち上げ花火」で一旦終わり、5分後からアンコール「約束よ」「転がる石になれ」「HKT48」「シンデレラは騙されない」を全員で歌い上げる。

 いつものことながら、照明・音響がすばらしい。いまのチームHにはあまり上下関係がないように見えたが、どうなんだろ。これだけ楽しませてくれるなら、入場が若干めんどくさくても文句はない。チームKW公演にも行かなくっちゃ。


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