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= 感 想 =【2002年2月】



[ 今 月 の 概 況 ]


 地元劇団では、「ギンギラ太陽'S+轍」がほぼ予想どおり。それ以外の劇団も、一部を除いてそれなりには面白いのだが、もう一発のパンチが不足している。
 来福劇団では、芝居ではないが「柳家花緑独演会」が楽しめた。
 NHK BS2で放送された「WINDS OF GOD −零のかなたへ−」での対談で今井雅之氏が、「スタニスラフスキーシステムが日本に根づかなかったのは、日本語の問題だ」と喝破していたのが興味深かった。

 新刊の「演出術」(蜷川幸雄+長谷部浩 著)を楽しみながら読んでいる。

観たいと思っていた芝居一覧は 今月のお薦め2002.02 をみてください




[ 作 品 別 の 感 想 ]

  1. 明後日 (昭和54年)   絡み合う肉体が作る濃密さ
  2. 駄菓子屋のおでん (かまわプロデュース)   借り物のイメージがやや多いか
  3. 花緑ごのみ 新春落語ライブ (柳家花緑独演会)   花緑の表現力◇華がある
  4. コンプレックス レインボー (鳥頭)   テンポが楽しめる舞台
  5. 創造者たち (無限)   陳腐なスタイル、陳腐な内容
  6. メイド・イン宝塚 (福岡市文化芸術振興財団)   夢輝のあの魅力満喫
  7. ウィンザーの陽気な女房たち (無名塾)   哀愁に充ち過ぎた仲代フォルスタッフ
  8. 人情噺文七元結 (松竹・博多座)   じっくり見せるがやや冗長
  9. 外食王オムレット 福岡電話物語 (ギンギラ太陽'S+轍)   2劇団のコラボレーション☆面白い
  10. はだかの王様 (め組)   小学生向けだからと手抜きせず
  11. le trente fevrier 2/30 (THEATRE SONES 2)   たいくつ ときどき キュート


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