地元劇団は、あなピグモ捕獲団、ふわっとりんどばぁぐ が、ほぼ期待どおり。期待していた HoleBrothers はいまひとつだった。
　来福劇団は、ナイロン100℃、イデビアン・クルー が楽しめた。早稲田大学の公認サークル「集団たま。」を主体とする公演がなかなかよかった。

　このサイトが「演劇感想文リンク」にリンクされたり、「ｆｒｉｎｇｅ」に書いてもらったりしたため、アクセス数が大幅に増えた。
　福岡での観劇の感想だから、全国デビューなどありえないと思っていたが、福岡以外のかたから「福岡の状況がよくわかる」と言われるのは、うれしい。

1. ＧＯＬＤＥＮ ＮＥＷ ＣＯＭＥＲ　（福岡吉本）　　　漫才バトルのおもしろさはいまひとつ
2. 森は生きている　(無名塾）　　　斬新さに乏しい舞台
3. ハンエー通信社のそれから　（ふわっとりんどばぁぐ）　　　荒唐無稽さを塗りかぶせるていねいさ
4. リア王　（ＳＰＡＣ）　　　鮮烈な舞台ながら、最低・最悪の会場運営
5. ハルディン・ホテル　（ナイロン100℃）　　　ケラ・ワールドの何という幅広さ
6. Ｒｅｌｉｖｅ〜NAVY SONGは響いている〜　（福岡女学院大学演劇部）　　　元気のいい舞台がいい
7. たまねぎのしん　（HoleBrothers）　　　大きな構想ねらいだが、ドラマの推進力が弱い
8. くるみ割り人形　（イデビアン・クルー）　　　相対化され続ける表現
9. 黒と白　（九州産業大学演劇研究部）　　　ドラマを壊す矛盾や理不尽というアナボコ
10. 愛のリコーダー　（集団たま。）　　　直裁なこだわりは是
11. 勘朝・たくじ 二人会　（内浜落語会）　　　出し物で出来に差があるのは、しかたないか
12. 素晴らしきこの世界　（あなピグモ捕獲団）　　　***　執 筆 中　***