福岡演劇の今トップへ 前月インデックスへ 翌月インデックスへ
= 感 想 =【2003年11月】
[ 今 月 の 概 況 ]
地元劇団は、ばぁくぅ、非・売れ線系ビーナス は期待どおり。GIGA、クロックアップ・サイリックス がようやく実力発揮。E−1グランプリの3劇団公演も楽しめた。
来福劇団は、二兎社、青年劇場 を観られず、特筆すべきものがない。
今月はおもしろかった公演が多かったが、イラついた公演もまた多かった。
公演をまったく私的なものとしか考えない公演や、戯曲の体をなしていない戯曲の上演は、観客の時間ドロボウだ。ここはしつこく、グダグダ言いつづけるしかないか。
観たいと思っていた芝居一覧は 今月のお薦め2003.11 をみてください
[ 作 品 別 の 感 想 ]
- いっこく堂 人間VS人形 (筑紫野市管理公社) あざやかすぎる
- Flash Back (APA*APA) 思いつきの羅列で、密度は薄い
- ザ★ムロマチ (九州産業大学演劇研究部) 内容なさすぎ
- スタートライン (フリーダム) どうしようもなくつまらない舞台
- 骨 (善光) 「骨」のない舞台
- 西太后 (松竹・博多座) 藤間紫という存在感
- 山田広野の活弁全国ロードショー (山田広野・BIO-TID) 映像と活弁が作る不可思議な世界
- ハレルヤ! (GIGA) 戯曲自作努力の成果とうまく絡んだ演出
- 歪み (偽善事業団) くだらない修飾が多すぎる脚本
- 不敗神話 (クロックアップ・サイリックス) クロサイ久々のヒットは二塁打
- 心からの反作用 (九州大学演劇部) 漫才もなかなか
- 未知らぬ夜の散歩人 (仮面工房) 無駄な遠回りが好きねぇ
- 女生徒 (非・売れ線系ビーナス) 構成のいい脚本・生きのいい演出
- 悠久の響き 雅楽 (筑紫楽所) 控えめを知らない色鮮やかさ
- Weekday漫才 (福岡吉本) おもしろさの差はサービス精神の差
- 二番街の囚人 (ばぁくぅ) *** 執 筆 中 ***
- 露鬼/NAYOTAKE (Loose Man/羽犬塚歌劇団) *** 執 筆 中 ***
- うどんの王様 (Knock Outシアター) *** 執 筆 中 ***
- かなり変わった朗読会V〜海へ (高市組) *** 執 筆 中 ***
- あの大鴉、さえも (森崎事務所) 現代劇に取り組む姿勢はいいとしても
福岡演劇の今トップへ 前月インデックスへ 翌月インデックスへ