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= 感 想 =【2002年12月】



[ 今 月 の 概 況 ]


 地元劇団の公演は多かったが、面白かったのは 道化、あなピグモ捕獲団、GIGA くらい。期待が大きかった 轍 には全国レベルから一周遅れの福岡演劇の限界を再確認させられた。むしろ、六光星、芸工大、九産大 の素直さがしっくりとくる。
 来福劇団は、エル・カンパニー、立川談志、こまつ座 と楽しめた。演出家セミナーでの青井陽治さん、坂手洋二さんのレクチャーがすばらしかった。長塚圭史の「マイ・ロックンロール・スター」が観られなかった、残念。
 東京で観た 新感線 の新作が圧倒的な迫力だった。

 「漂流画報 第55号」(12月6日改訂)に、E-1グランプリ九州大会のチラシに転載されたこのサイトのE-1グランプリのオーディションの感想で私が、主力劇団の不参加は「逃げ」だと書いていたことが批判された。発言者をはっきりさせての批判は初めてであり、正直ありがたい限りだ。ご指摘のようにE-1グランプリに関して私は第三者ではなかったので、主催者寄りの「逃げ」発言もやむを得なかったかな、と思う。

観たいと思っていた芝居一覧は 今月のお薦め2002.12 をみてください




[ 作 品 別 の 感 想 ]

  1. 灰色小浪漫 (グレコローマンスタイル)   山内まりの演技に見る◇この舞台の粗っぽさの証し
  2. THE ROSE 〜絶対忘れない〜 (オニオン)   見かけはキュートだが☆けっこう突っ込む
  3. 高座50周年 立川談志 (西日本新聞社)   談志のすごさ◎満喫
  4. クロフネ (あなピグモ捕獲団)   *** 執筆中 ***
  5. ツアカリ〜君の族譜〜 (轍)   ただ盛り上がれば◇いいのだろうか
  6. ヒカリ (六光星)   真正面から☆素直さの勝利
  7. マンゴー!?? (九州芸術工科大学演劇部)   *** 執筆中 ***
  8. 青色大王 (クロックアップ・サイリックス)   常識の弾丸の◆◇◆射程距離は短い
  9. 雨 (こまつ座)   鈍重な演出で☆迫力はあるが★切れ味に不満
  10. MAKOTO (エル・カンパニー)   人を殺す訓練を受けた人が☆★☆見つめる今
  11. 演出家セミナー 連続レクチャー (福岡市文化芸術振興財団)   すごい講師による☆すばらしい内容
  12. オープン (池田商会)   *** 執筆中 ***
  13. ナガサキ’ん グラフィティ (道化)   *** 執筆中 ***
  14. 演出家セミナー 作品発表会&アフタートーク (福岡市文化芸術振興財団)   栗山さんの◇話は楽しい
  15. 見上げてごらん 夜の星を☆ (ぱんな)    観客のつらさ●わかってよ
  16. 七芒星 (新感線)   めくるめく展開に◎クラクラ
  17. サロメ (GIGA)   公衆浴場に☆芝居観に行った
  18. ガットバスター (九州産業大学演劇研究部)   テンポよくて☆楽しい


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