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= 感 想 =【2004年4月】
[ 今 月 の 概 況 ]
地元劇団は、小耳プロジェクト がよかった。
来福劇団は今月も、KOKAMI@network、転球劇場 など、大変充実していた。
地元演劇の感想には苦労する。同じような印象の舞台ばかりだからだ。
それらの舞台、本筋に関係のないよけいなことばかりが多すぎて、白ける。少しは観客を喜ばせるプロ意識を持ったがいいと、ほんと思う。
[ 作 品 別 の 感 想 ]
- 日本の春 (ケカリーノ・ケカリーナ) 舞台が輝かずに、女優は輝かない
- 犬共 (坂口(仮)) 脚本が、かなり甘い
- 雪祭五人三番叟/鳴神 (前進座) 理詰めの、荒事「鳴神」
- micro−ミクロ (風三等星) がなることが、この劇団のスタイルか
- 花あかり ―天下分け目の女のいくさ― (松竹・博多座) ひっぱるけれど、笑いの異化効果も
- ほね屋 (きらら) さらりとしすぎて、喰い足りない
- BLACK COMEDY (西南学院大学演劇部) 弱すぎる演出
- くるえるシスター 〜白衣の天使〜 (小耳プロジェクト) 明るいグロっぽさが楽しい
- ケ・イ・ジ (転球劇場) 拡大鏡で覗く、そんな感じ
- Cigarette Case―自由自在。空を駆け巡る― (セコンドユニット) 夾雑物が、多すぎる
- ハルシオン・デイズ (KOKAMI@network) 鴻上作品がこんなにわかって、いいのかしら
- F/T/K 〜銃声よ荒夜に響け〜 (ギャングママMAX) なんともピリッとしない舞台
- E−1グランプリ 2004九州大会 Aパート (E−1グランプリ九州大会実行委員会) 舞台が淡白すぎる
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