地元劇団は、飛ぶ劇場、きらら がおもしろかった。このところ毎月公演の くうきプロジェクト のオリジナル作品の質の悪さが気になる。仲間うちでなれ合っているのではないか。
　来福劇団は、太陽族 が圧倒的なおもしろさ。花緑落語 や 吉朝の落語 も楽しめた。

　「青春舞台2003」という番組の録画で、高校演劇全国大会の優秀校の作品を見ながらこれを書いている。選び抜かれた作品とはいえ、その発想の豊かさにはまってしまう。
　それらの作品を見ていると、福岡の演劇がいかにガチガチかがよくわかる。

1. 劇団飛翔・劇団真芸座８月合同公演　（博多新劇座）　　　ややちぐはぐなところが気にはなる
2. プー＆ムー単独ライブ ハイヤ　（福岡吉本）　　　コントがけっこうおもしろくなってきた
3. ＳＰＩＲＩＴＵＡＬ，ＪＯＵＲＮＥＹ　（ｔｅｌｕｒｐｒｏｊｅｃｔ）　　　エスニックサウンドは心地いい
4. 花緑落語　（Ｍｅ＆Ｈｅｒコーポレーション）　　　新作落語「ナンパジジィ」は抜群におもしろい
5. Ｓｈｉｎｉｎｇ　Ｄｒｅａｍ　（ミュージカルメイツ・プランニング）　　　固定観念にとらわれすぎ
6. 鳳凰伝／ザ・ショー・ストッパー　（宝塚歌劇・博多座）　　　宝塚歌劇の楽しさたっぷり
7. スターダスト・メモリー　（コンドルズ）　　　空転 ― パワー感じられず
8. 生態系カズクン　（飛ぶ劇場）　　　やっと観られた
9. カズクン、旅に出る　（飛ぶ劇場）　　　２作同時上演の不幸
10. ＩＮＤＥＸ．５ｔｈ 〜ドメスティック★浮かれモード〜　（きらら）　　　勢いたっぷり
11. 米朝吉朝ふたり会　（西日本新聞社 他）　　　じっくりの米朝・さわやかな吉朝
12. それを夢と知らない　（太陽族）　　　しっとりしながら、すがすがしい舞台
13. 王子が恋に目覚めたら―　（えのき岳第08遊撃小隊）　　　このひどさ―ちゃんとやれ！としか言いようがない
14. アムステルダム・リバー　（ロックンロール・ツアー）　　　前回公演よりはずいぶんよくなったけれど
15. Ｓｈｏｗ ｏｆ Ｔｈｅ Ｓｈｏｗ Ｔｉｍｅ　（バキューンカンパニー）　　　ラフな演出・ラフな演技の功罪