今月は岡山と鳥取まで出かけたので、観劇本数が増えた。
　地元劇団には、特筆すべき舞台はなかった。
　来福劇団では、流山児★事務所、ナイロン100℃ が見せた。
　岡山での 維新派、鳥取での コルモッキル がすばらしかった。特にコルモッキルの舞台はずば抜けていて、ことしこれまで観たものではベストだ。

　日野晃のワークショップに参加したり、久々にストリップを観たり。こうまとめてみると、けっこうチョコチョコと動いているんだなと思った。

1. 伝統芸能の今　（市川亀治郎×三響会）　　　ＰＲが、多すぎるんだよ
2. ROOTS OF MUSIC 絆　（劇団ＡＦＲＩＣＡ）　　　アフリカ大好きの人たちのお祭り
3. お岩幽霊 ぶゑのすあいれす　（流山児★事務所）　　　70年代のド派手な演劇を堪能
4. アイコン　（カミシモ）　　　素直だけど、淡白すぎる
5. 遊園地3兄弟の大冒険　（ギンギラ太陽's）　　　ギンギラ太陽's が、西鉄の宣伝別働隊に見える
6. 野村誠の左手の法則3　（福岡市文化芸術振興財団）　　　音楽とダンスで、いろんなことができる
7. 日野晃 福岡ワークショップ　（コデックス）　　　人の身体はよくできている、と実感
8. 映像・Tourdays in CROATIA　（演劇の映像を見る会）　　　前衛は激しい
9. 講座・女の立場から能を語る　（西日本文化協会）　　　女性と能楽の関係の切実さがわかる
10. 台湾の、灰色の牛が背のびをしたとき　（維新派）　　　お祭りだけではない公演は、楽しい
11. Wannabe-日中韓俳優出演・3カ国語版　（柿喰う客）　　　キリッとした小気味いい舞台
12. 白雪姫-日中韓俳優出演・3カ国語版　（鳥の劇場）　　　様式的な作りが、効果的
13. そんなに驚くな　（コルモッキル-韓国-）　　　エネルギーに圧倒される、すさまじい舞台
14. アームストロング・コンプレックス　（ショーマンシップ）　　　偽者が本物を描けるわけがない
15. フレディ　（テアトル・エコー）　　　新劇の演技に、逆戻り
16. 肉体の劇場　（青龍会）　　　原田伸雄の舞踏を、久々に
17. 夏季わかみほ香盤　（Ａ級小倉）　　　ストリップは芸だ
18. ２番目、あるいは３番目　（ナイロン100℃）　　　ケラリーノ・サンドロヴィッチは、尾を引く